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Channel: 馬医者残日録
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会議の翌日の土曜日

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きのうは北海道獣医師会の代議員会だった。

けっこうもめる。

大雨の日で、すごしやすい室温だったが、狭い会場に50代60代のおじさんがびっしり詰め込まれて、厳しい意見のやり取りを聴いているのは不快指数の高いこと;笑

日本人ももっとディベートやディスカッションを習って身につければ、明るく楽しく前向きに討議を進められるようになるのだろうか。

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今日は、午前中、十勝から来た乗馬種の1歳の飛節OCDの関節鏡手術と去勢。

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きのうは、やはり他の地域から重種馬の疝痛が来たそうだ。

開腹したがすでに盲腸破裂していた、とのこと。

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それで、翌日にずらされた症例。

7週齢の仔馬の蹄内の化膿。

どうしてこうなったのかわからない。

両後肢。

このあともっと蹄尖を切り広げた。

化膿は蹄骨を溶かし、蹄底を浮かせ、蹄球近くまで広がっていた。

仔馬は感染に弱いし、骨も蹄組織も柔らかい。

感染、あるいは化膿したら、早くドレナージ(排膿or廃液)してやらないと、ひどいことになりかねない。

ある程度の深さになったら、装蹄師・削蹄師さんには無理で、獣医師が対応しなければならないと思う。

 

 


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