恒例の全国公営競馬獣医師協会の研修に行ってきた。
千歳-福島は1往復だけになっているので、空港へ迎えに来てもらって、夜の到着になる。
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初日は腸管手術実習。
4名の獣医さんは手洗いして開腹手術を練習してもらった。
メスの腹を使って、one smooth motion で皮膚と皮下織を切れ。とある。
それも経験がないと難しい。
この写真と説明は新しいEquine Acute Abdomenから。

Wiley-Blackwell
残った時間は、他の先生がたに腹腔内探査を体験してもらった。
そして、腸管吻合の練習。
生産地では年間100頭以上の腸管手術が行われている。
救命率は70-80%。
手術を最後までやった症例では、ほぼ9割が退院していく。
ほかの地域でも疝痛馬が開腹手術で助かるようになってもらいたい。
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この研修は、はじまって18年。
今回で20回目だそうだ。
記念のケーキのロウソクを物江名誉会長が吹き消した。
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27名の獣医さんが参加されていた。
北海道十勝、胆振、東北、関東、関西、そして沖縄宮古島まで。
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遠吠えして吠えておこられました。