この半年、牛の骨折のプレート固定をやってます。やりました。やるんですけど。という話を聞くようになった。
身近な地域ではなく、山の向こうとか、本州とか、遠く南の方とか。
やっている獣医さんをみると、環境が整っている診療所や地域ではなく、まだまだ器材や人員をそろえながら、という所だ。
つまるところは、個人の熱意とセンスによるところが大きいのかもしれない。
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コロナ騒動で、黒毛和牛の値段は、肥育牛も素牛も大幅に下がっている。
高級な牛肉の消費が落ちたのだろう。
治療費と手間をかけても骨折を治したい、という生産者の意欲も減退するだろう。
新たな技術にチャレンジする、という点では逆風だ。
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しかし、多少の治療費をかけてもダメになるはずの子牛を助けられれば、厳しい状況の中でも経営を助けられる。
さっさと診断して、適切な内固定をして、こじらせずに手間をかけずに治れば良いのだ。
そこでも結局は、やる人の熱意とセンスにかかっているのかもしれない。
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逆風の中だからこそ、風に立つライオンのようでありたい。
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コントレイル!おめでとう!
強かったね~