もう1日の終わり、という土曜日の夕方、子牛の食道梗塞を診てほしい、と電話。
前日から様子がおかしくて、土曜日初診。
カテーテルを食道へ入れようとしたが、入らない。との連絡。
まずX線撮影。
食道上部に草の塊らしきものが詰まっている。
それほど大きくないし、長くびっしり詰まっているわけでもない。
しかし、その部分で気管を少し圧迫している。
鎮静剤を投与して内視鏡を入れる。
子牛の鼻道は曲がっていて、細くて、1cmほどのファイバースコープもなかなか入らない。
なんとか咽喉頭へ入れても、嚥下反射がなくなっているのか食道へなかなか入らない。
しかし内視鏡なら観ながら押し込むことができる。
やはり草の塊のようだ。
そのまま押し込める?
胃まで押し込めました。
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だけど子牛に与えているわけではなく、親の餌をいたずらして食べただけ。
しょうがないッショ。
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身近に読むものがなくなったので、図書館で借りて読んだ。
休みの日も、暑くて、外で1日ガーデニングや薪割りできないからね。
ミステリー仕立ての時代小説。
一連の藤沢周平の藩の内幕ものに設定やストーリーがとても似ている。
この作者の特徴で、人の想いの強さにこだわりがある。
楽しめました。