昂奮してしまって、獣医師が近づけないとか、どうしても首を触らせないとか、という馬も居る。
ほとんどは1歳馬だが、たまに繁殖雌馬でも。
ポールシリンジ、というのが本に紹介されている。
長い棒の先に工夫したシリンジを付ける。だからポールシリンジ。
要は50ccのシリンジを切って作った筒の中に、10ccのシリンジが入っている。
これで馬の大きな筋肉を刺せば、薬液が筋肉注射される。
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海外では市販されている製品もある。
小動物でもキバを剥いて、ケージから出せないヤツが居るんだろうな。
エキゾチック(一般的なニャンコ・ワンコじゃないペット)も扱うかもしれないし。
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馬だと、注射液は、デトミジン+ブトルファノールが良いようだ。
幸いにして、Pole Syringe を用意しておこうというほど、うちでは必要な場面に遭遇しない;笑
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手製のポールシリンジの写真は、Handbook of Equine Emergencies から。
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きのうの朝、オオワシが飛んでいった。