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Channel: 馬医者残日録
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Golden Ageとテストステロン

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おとついは、

外傷のあと種子骨に嚢胞ができた1歳の検査。

Tieback&cordectomyの1ヵ月後再検査。

昼に繁殖雌馬の疝痛。

午後、競走馬の腕節剥離骨折のx線撮影。

夜間診療明けでだるくて眠い。

入院厩舎の開腹手術馬は徐々に回復。

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きのうは、午前中競走馬の左右の腕節の関節鏡手術。

骨折が判明している反対の腕節を手術前に触ったら、わずかに腫れていて、少し熱を感じた。

対側肢も傷んでいることはしばしばあるので、手術をする馬では必ず対側肢の同部位もx線撮影するようにしている。

午後も競走馬の腕節の関節鏡手術。

夕方、繁殖雌馬の外傷。

空胎馬を買って来たら、他の馬にいじめられて牧柵へ突っ込んだのだそうだ。

胸前の傷には牧柵の破片が刺さっていた。後肢の皮膚もかなり切れていたので全身麻酔して縫合。

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私は50代も半ば。

20代のハングリーさはないし、30代の頃の気力・体力もない。

40代は「いくらでも来い」と思っていたが、今は1頭終えると休みたい;笑。

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一般論として、男性にも更年期があると最近は考えられているようだ。

生活に支障をきたすようになると更年期障害ということになる。

男性ホルモン・テストステロンの減少が主因とされている。

老化現象なので仕方がないことなのだが、自分でも認識しておくと対応の仕方もあるのかもしれない。

周りにも理解してもらうと軋轢も少なくて済むのかもしれない。

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かつて先輩獣医師たちを見ていると、たいてい50代になって怪我をしたり、病気をして、

「以前、あんなに元気だった人が、」と思うように仕事の仕方が変わる人が多かった。

若さは永遠ではないのだから、仕方がないことなのだ。

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薬にたよらずテストステロンを増加させる方法がある。

薪割り!

男は筋肉を使う力仕事もした方がいいということだろう。

薪割りが良いもうひとつの理由は、成果が目で見えるので達成感が得易いからかな。

 

 

 

 

 


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