そして、もう1頭、疝痛の当歳馬が入院厩舎で「経過観察」されているが、痛い。
帝王切開が終わったので、診療室で超音波画像検査したら小腸の完全膨満像が写った。
もう開腹手術しなければならない。
典型的な空回腸の纏絡だった。
ほどいて、回腸を盲端にして、空腸の内容を捨てて、空腸を盲腸へ端側吻合した。
腸間膜を穴が残らないように閉じる。
-
終わって昼前から血液検査。
午後は、午前中の予定を延期した子宮内シストのlaser焼烙。
あきらめて剖検。
朝の帝王切開馬の胎盤をひっぱり出して、重りをぶら下げた。
//////////////

新潮社
時間潰し用の本として本屋で買った。
タイトル、直木賞受賞作、ということだったので・・・・
ハードボイルド警察小説の形を借りているが、ぜんぜんハードボイルドではない。
家族のしがらみと、職場の女性蔑視にうんざりしながら仕事をこなす女性刑事さんの物語。
シリーズ化されているらしいが、私はこの1冊で充分;笑
オオカミ犬の描写も・・・・まあ何と申しましょうか・・・