日曜日、午前中、仔馬の肢軸異常の矯正手術。
その手術が終わるのを待ってもらって、両球節の外傷。
輪状靭帯も切れていた。
趾動脈はむき出しになっていたが、傷ついていなかった。危なかった。
縫合して癒合するはずがない。
皮はひからびて縮んで剥がれる。
それでも縫合するのは、それまでの間に傷の治癒が進んで欲しいからだ。
尿溜めに肢を落としたらしい。
尿溜めの蓋ははずれてないか、壊れてないか、はずれやすくないか、壊れそうじゃないか、常にチェックする必要がある。
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午後、子宮穿孔と腹腔内出血と腹膜炎の繁殖雌馬の開腹手術。
分娩4日目で、腹膜炎症状もあるが貧血もある。
あぶなっかしい立ち方だった。
麻酔前は子馬が離れていても知らぬ顔をしていたのだが、それでも仔馬を心配したのだろう。
分娩後まもない母馬の全身麻酔では気をつけなければいけないことの一つだ。
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その後、時間をずらしてもらった、仔馬の創傷性角膜炎の診察と治療。
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