軟骨下骨嚢胞は、大腿骨内顆のものが圧倒的に多い。
が、他の部位にもできることがある。
球節では、中手骨や中足骨の遠位にできることもあるが、第一指骨や第一趾骨にできることもある。
中手骨や中足骨だと関節鏡で観ながら搔爬することもできるが、第一指骨や趾骨だと関節面を観ることはできない。
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3歳現役競走馬。競馬場で第一指骨に骨嚢胞が見つかって手術のために帰ってきた。
跛行はあるが、Low4ブロックでは跛行は消えず、繋靭帯近位付着部のブロックで跛行消失した、とのこと。
しかし、どうせ休養するなら球節の骨嚢胞も手術しておきたい、との意向。
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スクリュー固定しか外科治療の方法はないだろう。
しかし、外内方向撮影だと、この症例の軟骨下骨嚢胞の透過像は明瞭には見えない。
狙い定めるのはやっかいだ。
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X線透視装置で観ながら注射針を刺す。
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まずは2.5mmドリルで穿孔した。一度目は関節面をかすったので、やりなおした。
ミリ単位で狙わないと良い角度と位置に入らない。
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どうだ!?
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いいかも。
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雨ばっかだね~
しっこして大急ぎでまた玄関フード