これは読まねばなるまい、と思って新刊書をamazonで注文して読んだ。

とても面白かった。
小説としては、ちょっとアラが見える部分もあるし、タイトルもどうかとは思うが、一般の小説としてもよくできていると思う。
著者は現役の獣医さんだそうだ。
経験豊富な腕のよい獣医さんでもあるのが、診療の細部の表現などからわかる。
そんな獣医さんが書きながら、恋愛小説になっているのが面白い。
イタい話になっているのだけれど、主人公を応援してやりたい気持ちになった。
そう思わせたら、この小説は成功じゃないか。
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業界の人は身につまされる話や登場人物のキャラクターが面白いし、
業界外の人には、牛の臨床の世界が覗けて面白いと思う。
多くの方に読んでいただきたい。
続編を書いて欲しいな。
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きょうは、鼠径部陰睾の去勢。
2歳馬の下顎切歯がめくれた症例。乳歯を取った。
1歳馬の腰痿のX線撮影。
午後、
側頭骨舌骨関節症の喉嚢内視鏡検査とX線撮影。
来週、手術することにした。
1歳馬の飛節OCDの関節鏡手術。
きょうは、私は執刀なし。
とても楽だった;高笑