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Channel: 馬医者残日録
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SHCカンファレンス2018

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木曜日はSHCカンファレンスだった。

20題ほどの症例報告があり、100人以上の馬獣医師が集まった。

馬臨床そのものの発表ばかりなので、とても興味深い演題ばかりだった。

私も2題、発表させてもらった。

                 -

Tag先生はランチョンセミナーとして、全身麻酔した手術を受けたあとにG1を獲った馬26頭を紹介しておられた。

馬の外科が飛躍的進歩をとげたこの30年の歴史そのもので、また素晴らしい成果でもある。

麻酔をしたら馬がボケるとか、走らなくなる、などと言われていたことへの反証でもある。

もう亡くなられた先人への敬意と感謝も述べておられた。

最後に、これから、についても触れられていた。

会場から拍手が起きたが、感謝と同意と尊敬であったように思う。

                 -

ずいぶん若い先生たちも増えた。

女性獣医師も増えた。

これから日本の馬獣医師の業界も、いままで以上に進歩し発展していくのだろうと感じた。

                //////////

この夏の実習生達。

気管挿管も、

尿カテ留置も、

動脈留置も、

術野消毒も、

馬の肢を手術台にロープで固定するのもままならない。

ひとつずつ身につけていくしかない。

SHCカンファレンスを訊けて楽しかったようだ。

あまり理解はできなかったようだけど。

次の日には、VCC、ACC、ADAFの動画を見せて、手術も見せた。

ガンバレ。

 

 


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