木曜日はSHCカンファレンスだった。
20題ほどの症例報告があり、100人以上の馬獣医師が集まった。
馬臨床そのものの発表ばかりなので、とても興味深い演題ばかりだった。
私も2題、発表させてもらった。
-
Tag先生はランチョンセミナーとして、全身麻酔した手術を受けたあとにG1を獲った馬26頭を紹介しておられた。
馬の外科が飛躍的進歩をとげたこの30年の歴史そのもので、また素晴らしい成果でもある。
麻酔をしたら馬がボケるとか、走らなくなる、などと言われていたことへの反証でもある。
もう亡くなられた先人への敬意と感謝も述べておられた。
最後に、これから、についても触れられていた。
会場から拍手が起きたが、感謝と同意と尊敬であったように思う。
-
ずいぶん若い先生たちも増えた。
女性獣医師も増えた。
これから日本の馬獣医師の業界も、いままで以上に進歩し発展していくのだろうと感じた。
//////////
この夏の実習生達。
気管挿管も、
尿カテ留置も、
動脈留置も、
術野消毒も、
馬の肢を手術台にロープで固定するのもままならない。
ひとつずつ身につけていくしかない。
SHCカンファレンスを訊けて楽しかったようだ。
あまり理解はできなかったようだけど。
次の日には、VCC、ACC、ADAFの動画を見せて、手術も見せた。
ガンバレ。