おととしからやっている馬臨床技術向上研修。
北海道の5地域のNOSAIから一人ずつ、そして引率の高度医療センターOBがいらっしゃった。
朝、脛骨骨折をdouble LCP固定した当歳馬の傷が開いて再縫合するのを見学。
そのあと、サラブレッド生産地の馬の診療の概要を講義。
午前中は競走馬の腕節骨折の関節鏡手術の見学。
そのあと、馬の麻酔の講義。
その最中、当歳馬の疝痛の依頼。
小腸閉塞で、開腹手術。
ひとりの獣医さんには助手をしていただいた。
続いてカケスの矯正手術の後の当歳馬の診察。
そのあと、牛の麻酔の講義。
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それなりに密度の濃い1日になったのではないだろうか。
みなさん牛の診療に追われる毎日の中で馬の診療の研修に来られている。
馬臨床の知識や技術を観ていかれるのも良いが、牛の診療に役立つ何かを見つける機会にもなればと思う。
私たちも他の地域の様子を聞いて刺激を受けたい。