生まれつきヘンなものがついていることはまれにあるが・・・・
こんなのだと身構えるし、考え込んでしまう。
子馬の成長とともにこの出っ張った袋も大きくなっているようだ。
ただの袋ではなく、一部には実質様の構造物もある。
破らないように裏側まで剥がすのが難しい。
取れました。
この袋、一部は軟骨を含んでいて、気管とくっついていた。
気管の分泌腺が異常に発達したものか・・・ひょっとすると間違ってできかけた肺葉だったりするかもしれない。
途中から麻酔中の呼吸がおかしくなった。酸素飽和度も80台まで落ちた。
(今、コロナで酸素飽和度って聞くでしょ?)
粘液が気管内にあふれたりはしなかったと思うし、袋の重さで気管が潰れたりもしていなかったと思う。
ヴェンチレーション(陽圧換気)で胸は膨らんでいた。
無事に済んで良かった。
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こいつは大物だ。