馬のどんぐり中毒の報告をもうひとつ書き留めておく。
古い報告(1983)で、急性中毒の1例報告。
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Fatal acorn poisoning in a horse: pathologic findings and diagnostic considerations
1頭の馬の致死性どんぐり中毒: 病理所見と診断的考察
J. Am. Vet. Med. Ass. 182, 1105-1110, 1983
要約
重度の疝痛、心拍増加、呼吸数増加、腹部の雷鳴、直腸の排泄時疼痛、および出血性下痢の徴候を示した11歳のクォータホースがどんぐり中毒と診断された。
診断は経歴と疑われる所見、臨床症状、検査所見、糞便中のどんぐりの殻、尿のガリウム濃度、剖検所見、によって行われた。
最も顕著な病理学的変化は胃腸と腸間膜の浮腫、潰瘍性腸炎、そしてネフローシスであった。
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古くからどんぐりが馬に中毒を起こすことが知られ、報告されていたわけだ。
この1例報告も腸炎と腎尿細管の変性。
糞便中にどんぐりの殻が見つかるほど大量に食べたらしい。
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この1例報告は急性中毒の死亡例だが、軽度で済んで生き延びれば慢性の腎障害が後遺症となっても不思議ではない、と私は思う。
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私の車は走る犬小屋。
ホコリや汚れがすごい。
とくに毛。
カーペットやシートに付くと掃除機でもかんたんには吸い取れない。
でも、好い物があった。
シートの毛をかき集められる。
カーペットでも大丈夫。
ただの硬いスポンジのようなのだが、ブラシで擦るよりずっと毛を取れる。
スポンジに毛が付くわけではないので、つまんで捨てるだけ。

ネーミングも秀逸。