私が休みの日、昼前から元気がなく、食欲もなくなった。
小動物病院を予約したが、混んでいるようで夕方、合間に診てくれることになった。
結果・・・・超音波検査で、腹腔内出血を起こしていて、脾臓に塊があるのも見つかった。
その夜、緊急で開腹手術してもらうことになった。
-
脾臓に3cmの塊ができていて、そこから出血していたそうだ。
脾臓には他にも5mmの塊が2つほど。
肝臓には、同じ性質のものかどうかわからないが小さい塊があった、とのこと。
夜11時に手術が終わり、夜中1時頃に意識が戻ったそうだ。
-
翌朝、会いに行った。
座っていたが、私の顔を見て立ち上がった。
腹腔内には800mlほど出血していて、危ない量だったそうだ。
その血液を静脈へ戻す処置をした。
-
2/3の法則、というのがあるらしい。
犬の脾臓腫瘍の2/3が悪性腫瘍で、その2/3が血管肉腫。
現実には効果的な治療法がない腫瘍なのだろう。
病理組織検査してもらうが、結果が出るのはあとになる。
入院前、元気を取り戻していた。
昼に食べなかったフードも、病院へ来る前に完食してきていた。
-
4月には10歳になる。
神様からの贈り物と言われる時間を過ごせると思っていたのだけれど・・・
-
輸血体制が整っているのは大学病院なのだそうだ。
しかし、大学病院への受診を待っていたら、夜中に死んでいただろう。
夜間に開腹手術してくれた先生に感謝したい。