私の父は競馬には興味がないのだが、図書館で借りてきて読んだらしい。
私も、家庭内又貸しで読んでみた。
相棒のそばに居る時間にちょうど良かった。

主人公は生産地で働く装蹄師。
その同級生で、かつてのJRAの花形騎手だった男。
そして、架空の設定だとされながら、明らかにモデルが居て想像してしまうほかの登場人物。
生産牧場とか、育成施設とかもかなりリアル。
馳星周さんは浦河出身で、近年の夏は浦河で過ごしているらしい。
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本の帯を見て、
陳腐?
と読み始める前には思ったが、そこはさすがの筆力、設定、リアリティー。
しかも、馳星周ものの片鱗も見えて、ただの競馬サクセスストーリーではない。
美しい?女性獣医さんも登場するぞ;笑
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楽しんで読めました。
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具合が悪くても車に乗りたい、乗っていたい。
置いていかれる心配がないから?
とうちゃんと一番一緒にいられた場所だから?