3週間ほど前に、舌裂傷を縫合した2歳馬。
飛節にOCDが見つかり、関節鏡手術に来院した。
手術台に乗せてから、
ステントを使った縫合をしたし、抜糸の必要があるかと舌を引っ張り出して観察した。
背側は裂けていたところがへこんでいる。
上皮が欠損している部分もある。
しかし、全体には良好。
とても奥で切れていて、縫いづらかった症例。
忙しい日で、ほとんど私ひとりで対応した。
鎮静し、下顎神経ブロックし、傷の奥で包帯で縛って引っ張り出し、
ステントを使った垂直マットレスでしっかり縫合し、
辺縁は十字縫合した。
裏側も裂けていて、縫合した。
全体にとても良好に治癒した。
これならなんの問題も残らないだろう。
-
この馬、転倒して球節も削れるように裂傷していた。
傷は肉芽が増勢しつつあった。
過剰な肉芽を切除し、
上皮化が加速することを期待して、皮膚の辺縁にPRPを注入した。
////////////
舌はだいじだよね~
キミはハミはつけられないけど、体温を下げるのにつかってたんだよね~