22:43に起こされる。
3月産まれの子馬が疝痛だとのこと。ひどく痛くはないがフルニキシンで治まらず、腹囲膨満していて寝たり起きたりするとのこと。
来るのに1時間半ほどかかるという。
準備して待つ。
手術台を準備し、輸液を温めるためのウォーターバスのスイッチを入れ輸液剤を補充し、超音波診断装置をコンセントにつなぎ、血球計数装置をonにする。
日付が変わったころに来院。
親馬と一緒に1人で連れてきているので、採血するのもたいへん。
ほとんど痛くない。
血液検査はPCV30%だが、乳酸値はひどく高い。
親馬を枠場に入れておいて、子馬を超音波診断装置で診る。
小腸はひどく攣縮しているが蠕動はある。
大腸の内容は水様で多い。
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下痢してない?と尋ねるが、していないとのこと。
でも、尻尾もお尻の周りも汚れている。
灰色の便で。
綿棒を持ってきて糞便を採って、ロタウィルスの検査をする。
イムノクロマト法と呼ばれるキットですぐに結果が出る。
陽性。
「ロタウィルスの腸炎で腹具合悪いんだね」
PCV30%なので輸液する必要もなさそうだ。
胃潰瘍の予防的治療のためにオメプラゾールのペースト剤を経口投与する。
あとは様子観てください。
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1時過ぎには帰ってフトンに入ったが、今度は眠れない。
やれやれ・・・・・
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父ちゃんは、昼間ログハウスで寝ぼけていられる君がうらやましいよ。
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