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Channel: 馬医者残日録
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回虫の有効な駆虫を

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午前中、関節鏡手術の予定だったが、子馬の疝痛が来院するので延期。

子馬は、回虫による閉塞だった。

1月末生まれで、何度かイベルメクチンで駆虫していた、とのこと。

このブログでも何度も書いているが、もうイベルメクチンは回虫には効かないと考えたほうが良い。

獣医さんは牧場へ行ったら、

子馬を駆虫してるかい?

いつ駆虫しました?

駆虫薬は何を使いました?

と話をしてあげるべきだ。

           -

前夜、疝痛で来院した繁殖雌馬が胃内視鏡検査のために再来院。

見える部分に胃潰瘍はなかった。

           -

3歳競走馬、腸骨の疲労骨折歴があり、調教を再開しているが経過が思わしくないので検査に来院。

           -

2歳馬の繋靭帯炎。

繋靭帯が種子骨に付着している部分のトリミング。

           -

2歳馬の第一指骨の近位背内側の骨片骨折の関節鏡手術。

         //////////

今日言いたいことは、

回虫の、有効な駆虫をしましょう!

ということ。

獣医さんは話をし、相談に乗り、指導してあげてください。

それがわれわれが居る(要る)理由だから。

 

 


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