定期的に運動している人は運動する前やした後にストレッチするだろう。
それで体の硬さ(柔軟性の衰え)に気づいてストレッチの頻度を増やしたりするはず。
運動しない人は、ストレッチや体操さえしないかもしれない。
若いときはなんとかなるが、老化が加わると体はとても硬くなる。
車をバックさせるとき、後ろを振り向くのが億劫になってませんか、ご同輩?
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診療中にはしゃがんだり、あるいは床の上での外科処置でかがみ続けなければならないこともある。
若い獣医さんでも腰が痛くなるだろう。
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有酸素運動も筋トレも、それだけを続けていると体は硬くなる。
運動の前後にはストレッチをした方が好いし、ときにはストレッチにじゅうぶんな時間をかけると良い。
私は、ときどきyoga教室に参加するようになった。
全然できないんだ、これが;笑
自分で、こんなポーズができないんだ、と驚くほど。
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そして1時間ほどのyogaで筋肉痛になる。
使っていない筋肉があるんだな、と驚かされる。
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yogaでもうひとつ気づかされるのは呼吸。
ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
ヒトは日常動作だけだと肺活量のごくごく一部しか使ってないし、運動しても浅く速い呼吸になりがち。
精神統一し、心を落ち着かせるためにも、呼吸のコントロールはたいせつなようだ。
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うちでは朝、TV体操をする。94のじいちゃんも。
若いときは体操なんて運動にならないし、退屈なので準備体操としてしかやらなかった。
しかし、60越すとちょっとした運動になるし、自分の体が充分に動かないのがわかる。
子供のときにはもっと体が動いたのに、と気づかされる。
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うちのじいちゃん(齢94)を見てると、特に体を捻る動作が苦手になっていくようだ。
1世紀近く、激しく使ってきたのだ。体も錆びつくさな。
少しでも動き続けられるように若いときからメインテナンスしておいた方が好いよ。
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この秋の収穫。