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Channel: 馬医者残日録
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COVID19 体験記

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28日に那須から帰ってきた。

さすがにちょっと疲れているのかな、とは思ったが体調は悪くなかった。

29日は回復休みをもらっていた。朝、床屋へ行ったら、くしゃみが1回出た。

昼、薪割をしたが不調。腰が痛く、元気がない。

午後、倦怠感があるので熱を測ってみたら36.5℃。私には微熱だ。

普通の風邪にしては、呼吸器症状、鼻水や喉の痛みがない。

そのわりに、倦怠感と筋肉と関節のだるさがある。

これはインフルだな。

熱は37.5、38.2と上がった。

私は11月にコロナ(7回目)も、インフルもワクチンを接種している。

          ー

30日、病院の発熱外来へ行って、インフルとコロナの検査をしてもらったら、なんとインフル陰性、コロナ陽性。

この頃、熱は37℃前後に下がっていた。

お医者さまに頼んでコロナ用の抗ウィルス薬パキロビッドを処方してもらう。

最初は、「漢方薬をだしましょうか」ということだった。

私は西洋医学の信者で、西洋獣医学の実践者だ。

東洋医学に頼りたくて病院を受診しているわけじゃない。

私は、喘息と心臓血管病があるし、普通の風邪でもひどく呼吸が悪くなったことがある。

          ー

午前中は37℃前後に解熱していたので、このまま治まるのかと思ったら午後は嘔吐。

食べてないので吐く物もないのだけど、これはパキロビッドが胃に悪いのかもしれない。

パキロビッドは、リトナビル100mg1錠とニルマトレルビル150mg2錠を併せて飲むことになっている。

飲み合わせ注意の薬がいくつかあって、降圧剤やコレステロールを下げる薬の作用を増強してしまうらしい。

熱も夕方には38.4℃に上がった。

38.5℃以上になったら飲むように、解熱剤アセトアミノフェン錠500mgも処方されている。

飲めば一時的に症状は楽になるかもしれないが、免疫は落ちるだろうから、飲まない

          ー

31日朝、37.0℃。熱が下がっていると体も楽。

食欲はないが、まったく食べられないわけではない。

わずかに食べれば十分だ。無理に食べても負担になるだけ。どうせ寝てるだけなんだし。

ポカリスエットとお茶は少しずつ飲む。ときどき排尿がある程度の水分補給は大事。

昼からは、36℃台なかば。私にとっては微熱。

          ー

1日朝、36.3℃。「平熱」だけど私にはどうか・・・

食欲はないが、食べられないこともない。

29日午後に発症して、3日目。ほぼ寛解だが、ウィルスはまだ排出しているのかもしれない。

発症5日目まで、かつ症状軽快から24時間以上は外出を控えることが推奨される。ということだそうだ。

一律に外出の自粛を要請するものではない、ともなっている。

たまたま連休をとっていたので、あと3日間休むことにする。

家の中でも、2階に閉じこもる。部屋を出るとき、トイレや洗面所へ行ったら手指消毒を繰り返す。

                                     ー

2日朝35.6℃。

これが平熱。

         ーーー

ブログを辿ってみれば私は2007年3月にインフルに罹っている。

それから、馬の業界ではウマインフルエンザの流行があり、

世間では、ヒト新型インフルエンザの騒動があり、

2019年からCOVID19(SARS-CoV-2)が世界を混乱させ、多くの犠牲者を出した。

2007年の3月に私がインフルに罹ったとき、地元では流行していなかった・・・

今から思うと、疫病に対してのんびりした時代だった。

 

 


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