結腸捻転が続いている。
2頭も3頭も重なる、ということはない。
この涼しさのせいか。
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それでも、青草いっぱい食べました、という腸内容。
この5月は数日おきに順調に雨が降っている。
「草の伸びヤバいっすよ」
と結腸捻転を連れてきた牧場さん。
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「去年、やってもらったのはひどくて、結腸を切り取ったけど、今年ちゃんとお産したし、また受胎した」
と別の牧場さん。
痩せてもいないそうだ。
「2月にやってもらったのも、1発情投げて、PGうって種付けして受胎した」
とのこと。
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結腸捻転歴のある繁殖がまた結腸捻転みたいだ、との依頼。
調べたら4年前の2月に私が手術していて、分娩予定日を過ぎていてcolopexyはしていない、とのこと。
これだけ結腸捻転の手術をしていて、colopexyをして生存している数多くの繁殖牝馬が居て、
colopexyをした馬では再発はほとんどないし、
妊娠末期に疝痛を繰り返すこともない。
私たちがやっているcolopexyの方法の再発防止の有効性と、complications の少なさの証拠だと思う。
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シカ横断注意、の看板のそばでたむろするエゾシカ。
獣道と車道が交わっているところに看板が立っているので、
道外から来て車を運転する皆さん、気を付けて。