例年たのまれている外科研修の骨折内固定の指導に行ってきた。
朝5時半出発。
高速を走れば2時間ほどで研修所につく。
早く着いたのでコンビニでのど飴を買った。
2日間立ちっぱなし、しゃべりっぱなしで保つのか64歳;笑
基本的なことを講義をしてからプラスチックボーンで練習。
解剖体での練習にとりかかるのが遅れるが、器具の扱いやプレート固定の仕組みに慣れていることで、結局はその後が順調に進んだように思う。
4テーブルに分かれて実習。
今年もジョンソン・エンド・ジョンソン Depuy Synthes社の協力で実施できた。
AOがCourse と呼ばれる研修会を世界各地で開いているが、プラスチックボーンでの実習であり、解剖体は使えない。
そして、参加費は20-30万ほどかかる。
脛骨、橈骨、大腿骨、上腕骨、中骨骨(これはminimally invasive percuteneous plate osteosynthesis ; MIPPO で)と2日間に分かれて練習していただいた。
プレート固定は特殊な外科手術で、骨のあつかい、器具のあつかい、そして手技に慣れが必要。
まあ、それは帝王切開や第四胃変位の開腹手術でも同じで、何度もやらないと上手にはできない。
地元に戻って練習を続けてもらいたい。
そして、牛の骨折をうまく治してもらいたい。
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研修所は、指導役の若い獣医さんも集まっていて活気があった。
NOSAIの獣医師は全道に700名以上居る。
大学を卒業したらそのまま臨床できるほど家畜臨床の分野は容易ではない。
研修所の存在と充実はとても重要なことだ。
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ニシキギ
赤くなりかたはみごと。
小さいオレンジの実もなる。
生け垣にする人もいるけど、私は自然な樹形が好きかな。