この冬から春先は雪が少なくて、放牧地が固くて、「砂のぼり」が多かったのかもしれない。
なんでもなく治るのがほとんどなのだが、こじれるとその後も痛みを繰り返すことになる。
蹄の中に異常な角質ができて、感染の再燃を繰り返すのだ。
あるいは、本当に「砂」が入ってしまったりしているのかもしれない。
多くは削蹄師さんが蹄刀で掘っているのだろうが、鎮静剤、局所麻酔、x線画像を使えないとたいへんだろう。
でもまだ異物?or 蹄骨の破片?が残っている。
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次の日も「砂のぼり」が慢性化し、蟻洞と裂蹄を起こした1歳馬が来院した。
こじれる症例はどうしてそうなるのか、悩ましい。
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姫路城にある「お菊の井戸」。
ゾ~っとして涼しく・・・・ならないね。