Ducharme先生のおられるCornell大学はすでにロボティックCTを導入して使われているそうだ。
5千万くらいとのこと。
馬用。だそうだ。
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日本語でもロボットCTはすでに記事になっていた。
ペンシルヴァニア大学New Bolton Centerで開発されたことになっている。
あれ?これ馬をおさえているのRichardson教授じゃない。
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運動器にも使えるし、頭や頚にも使える。
Ducharme先生によれば喉頭の軟骨や筋肉を調べるのにもCTが一番良い。
ただ、日本であちこちに導入されるとは思えない。
従来からのドーナツ型のCTに入れるには全身麻酔が必要だ。
(南アフリカで開発されたCTは縦にも横にもなって、床からせり上がるようにもできるので、立ったままの馬の肢も頭もCTできる。)
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使えるようになったらすごいな。
触診がどうとか、Ⅹ線撮影の角度がどうとか、超音波検査の手技がどうとかより、まずCT、となるかもしれない。
人の医療はすでにそうなっているからね。
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Ducharme先生たちは、喉頭片麻痺で萎縮する背側披裂輪状筋(CAD)を超音波で観るためには、心臓用の経食道プローブを使っている。
しかし、そのプローブも日本の馬診療所にひろく普及はしないだろう。
ならば、喉頭を超音波でしっかり検査するには、体表からの超音波検査が唯一の現実的な方法だ。
でもロボティックCTはすごいな・・・・・・
年末ジャンボ、買ってみるか・・・・・