5歳競走馬、副管骨が折れているので摘出して欲しい、とのこと。
「繋靭帯炎があっての骨折なんじゃないの?
そういう症例は、骨折より繋靭帯炎から復帰できるかどうかが予後を決めるよ。」
と言ったが、それらも承知の上だ、とのこと。
内(第二中手骨)も外(第4中手骨)も手術しなければならないので、仰臥位でopeする。
繋靭帯は腫れているというよりコチコチに硬い。
皮下織は結合織化して厚い。
副管骨(第二・四中手骨)の先も太くなっていた。
繋靭帯に押されて、抵抗していたが、ついに折れた、からだろう。
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きょうは、
3歳競走馬の腕節chip fractureの関節鏡手術。
昨夜の雷で怪我した繁殖雌馬の外傷縫合。
右肩と左下肢部の大怪我だった。
午後、重症の肢軸異常が良くなった仔馬の矯正スクリュー抜去。
3歳競走馬の屈腱炎の超音波による経過チェック。
昨夜の雷で牧柵に激突した当歳馬の鼻骨骨折プレート固定と下肢部の外傷縫合。
飼主さんがセリで身動きとれないので、夕方からの手術になった。
セリは高額馬も出て盛況だったようだ。
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オラはくるまでおでかけだいすき