きのうは、
馬は気管切開する前よりずいぶん楽になったようだった。
永続的気管開窓術は公獣協の研修でもやってもらった。
いつかどこかで窒息死する馬が助けてもらえると信じている。
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きょうは、
午前中、4歳競走馬の腕節chip fracture の関節鏡手術。
午後は、4歳競走馬の第三中手骨外顆完全骨折のスクリュー固定手術。
多くは言うまい;笑。
手術後、私が巻いたキャスト。
ストッキネット(筒状包帯)をはかせて、
種子骨部とキャストトップには幅3cmほどのエバウールシート(外科用フェルト)を巻いて、
オルテックス(下巻き綿)を薄く巻いて、
サイズ5のキャストライト(グラスファイバーキャスト材)を3巻き、サイズ4を1巻き、巻いた。
ヒールには2×2材を切って作ったヒールブロックを付けている。
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完全骨折だったので、3-4週間はキャスト固定したいと思っている。
巻き替える必要はないはずだ。
公獣協研修でやったキャスト固定が骨折馬の応急処置、術後処置としていつかどこかで役に立つと信じている。
私にとっては日常だから。
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