日曜、夕方からホルスタイン育成牛の橈骨骨折。
もう300kgほどあるので、ブロード(厚くて幅が太い)DCP2枚で内固定。
立てないままトラクターで運ばれてきたが、歩いて帰って行った。
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そのあと、繁殖雌馬の疝痛の依頼。
16歳なのだが、ビュンビュン後へ蹴る。
それで、体重測れず、16歳だが吊起帯も危ないので使わず。
全部を一度には体外へ出せず、切開して内容を少しずつ抜いてからあらためて引張り出すしかない。
食べすぎには注意していたらしいが・・・・・
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4時間ほど寝て、入院馬の治療した。
昨夜の馬は飼い主さんも体温計は入れられない。
午前中は飛節OCDの関節鏡手術。左右。
その最中、繁殖雌馬の疝痛の依頼。
やっぱり結腸捻転。
結腸の膨満がひどくて、一度には体外へ引っ張り出せない。
少しずつ内容を揉み出して、結腸を空にしてからあらためて結腸を引っ張り出すしかない。
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午後は、1頭予定の手術を延期してもらった。
当歳馬の肢軸異常のスクリュー抜き。立位で。
当歳馬の肘の細菌性関節炎の再発。
1歳馬の疝痛の依頼。
この1週間疝痛が続いていて、今日はとくに痛い。とのこと。
予想どおり回盲部(小腸が盲腸へつながっているところ)の重積だった。
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お産の季節は終わって、疝痛の季節がやってきたようだ。
セール前の検査で異常が発見された1歳馬の手術の季節でもある。
私たちの季節感は、残念ながら花鳥風月ではない;笑
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ダブルプレート手術で20本ほど整形外科スクリューをうった前日、
薪棚の作成でコーススレッド(木ネジ)を120本ほどうった。
左手でも。
仮固定しておいて、ラグスクリュー(圧迫スクリュー)をうつ。
良い整形外科修行になる;笑