月曜の朝、難産。
両前肢と頭から産道へ来ているのだが、さらに後肢飛節も産道に入って来ていて、下胎向気味の横胎向。
帝王切開することにした。
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夜は1歳馬の疝痛。0:00に受診。
実習生を電話で呼ぶが、いくら鳴らして起きない。別の実習生に電話するが、こちらはすぐ留守電になった。もう1人の実習生に電話したらやっと起きた。
馬は来院したら落ち着いていて、PCV43%、乳酸値0.8mmol/l未満だが、超音波検査で小腸の膨満が見えた。
朝までに抜けてくれればと考えて、入院厩舎で様子を観てもらう。
が、2時過ぎに痛くなった。
さらに痛くなったので、フルニキシン投与。
しかし、もっと痛くなったので開腹手術決断。
午前3時過ぎから準備して、3時40分ごろ手術開始。
空腸が大きなループで纏絡していた。
幸運なことにこれだけ手術を遅らせたのに腸管は壊死も変色もしていなかった。
空腸下部を切開し、内容を抜いてから、捻転を整復する。
盲腸が背中側のヘンな位置へ変位していた。
終わって朝6時半。
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きのう帝王切開した馬にオキシトシンの点滴をしようかと観にいったら、後産は落ちていた。
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6時40分。今度は黒毛和種の尾位の難産だという。
また実習生に電話して呼ぶ。
しかし、この牛は後肢から引張り出せたので帝王切開せずに済んだ。
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やれやれぼちぼち春の気配だ。
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冬太り?
気のせいです・・・・バレたら餌へらされる・・・・・・