日曜日の朝、来院した子宮穿孔の繁殖雌馬。
まだ後産が落ちていなくて、そのままでは子宮裂孔を縫いづらかった。
早く後産に落ちて欲しいので、オキシトシンを点滴し、臍動脈と静脈から水道水を入れた。
30分ほどで後産は落ちた。
そこに、カテーテルを入れて、それに細めのストマックチューブをつなげて、ストマックポンプでバケツの水を入れた。
子宮裂孔を縫っている間に後産は下がってきて・・・
落ちた。
写真左側が妊角。右が非妊角。
手前が、子宮頚管開口部で、そこが破れて分娩する。
この方法は数年前にAAEPで発表された。
画期的な良い方法だと思う。