朝、難産で引っ張り出した子牛がグッタリしているのをなんとかしてくれるか、との依頼。
来院したら、立てない、鳴かない、頭もあげない、が呼吸はしている。
毛布に乗せて運んで、
気管挿管して、
吸引器で羊水?を吸引して、
デマンドバルブを着けて、酸素吸入する。
動脈血ガスでは、酸素は300以上と高くなっていたが、重炭酸がひどく低いので、輸液に重曹を混ぜた。
1時間ほどで、鳴くようになり、伏臥位になり、立てないまま運ばれて帰って行った。
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午前中は、予定の関節鏡手術。
昼は血液検査業務。
午後、内股にRhodococcus equiによる膿瘍ができた子馬。
それから、この1週間診ていた疝痛の繁殖雌馬の探査的開腹手術。
空腸上位、大結腸が癒着し、小結腸が索状物で絞扼されていて、あきらめなければならなかった。
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昨夜も結腸捻転が来て、
入院厩舎には腹膜炎と、結腸捻転の馬が入院している朝。
若馬たちは青草の絨毯の上で朝寝している。
うらやましい・・・・・