午前中、予定を変更してもらって、前の日に第一指骨を縦骨折した2歳馬のscrew固定手術。
私は途中からは、慢性の体重減少の繁殖雌馬の診察と検査。
午後は、今週私は検査業務。
手術室では1ヶ月前に顔面骨折を固定したプレートの除去。
3時から6歳の引退競走馬の去勢。
4時から、去年、左側の側頭骨舌骨関節症で角舌骨摘出手術をした繁殖雌馬の検査。
去年から、右側も側頭骨舌骨関節症が起きていることはわかっていた。
しかし、症状が左側だけだったので左だけを手術した。
そして、この馬はまったく食べられなくなっている。
左も完全には回復していないせいかもしれない。
左耳も位置が高くなく、動くが鈍い。
左瞼も少し落ち気味。ただし閉じることはできる。
右耳は動かない。右瞼も動かない。
右の鼻から上唇は弛緩している。
下唇は両側が弛緩している。
舌は動く。
皮膚テントは延長している。脱水があるのだ。
このままだとどんどん衰弱するので、緊急で右側の角舌骨摘出手術をすることにした。
出血が多くててこずったが、ボスミンガーゼによる圧迫止血と結紮止血で対応した。
あとは回復するまで維持療法がどれだけできるかだ。
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ルピナスは外来種として問題になっているらしい。
繁殖力が強すぎるんだな。
庭から逃がさないようにするにはどうすればいい?