他の地域から25歳のクウォーターホースが跛行し、
近位指節関節が変形性関節症になっている。と相談された。
X線所見では、骨増勢がひどく、いままでやってきたように関節を大きく開いて、軟骨を除去し、LCPとscrewで関節固定するのは厳しそうだった。
それで、Richardson教授に相談したら、
関節を開く必要はない。
5.5mmscrewを数本、lag screw として入れれば良い。
しばらくキャスト固定しておく。
という回答だった。
結局、その25歳の馬は、鎮痛剤に反応し、すぐには手術しないことになった。
ただ、近位指節/趾節関節のDJDは、痛みがコントロールできていればそれで良いかと言うと・・・・・・
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このハフリンガーは24歳。
もう球節も曲がらない。
固まったまま、下肢は内反している。
蹄は外側ばかりが磨り減るのだろう。
内側が伸びてしまっているのを切ってもらったら少し楽になったそうだ。
蹄関節もDJDを起こしている。
舠嚢骨も傷んでいる。
鎮痛剤を日常的にあたえなければならないそうだ。
変形性関節症は関節の癒合が完成されればひとつの”治癒”ではあるのだが、
放置していると自然に骨癒合する前に、肢軸が崩れてしまう。
軟骨下骨の崩壊がどんどん進むためだ。
相談された25歳の馬も、こうならなければよいのだが・・・・・・
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おらももう7さいです
わかいときほどやんちゃじゃなくなったとしんぱいされています
やんちゃなほうがいいんでしょうか?