病院のロビーで1巻を読んで、これは読んでみようと思って、
近隣の図書館になかったので、大人買いしてしまった。

研修医がローテで回る各科で、大学病院や現代医療のあり方に納得できず、さまざまなトラブルを起こしていく。
夜間救急のバイト。
心臓外科。
新生児科。
消化器外科(腫瘍科)。
精神科。
まあ、その主人公の研修医クンのまっすぐで青臭いこと。
こういうヤツがいたら面倒くさくてイヤだろうなとつくづく思うが、
どこかでこういうヤツに居て欲しいと思うからストーリーが成り立つのだろう。
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朝、急患で蹄球部の外傷。
内外の蹄球がザックリ切れていて、裂蹄もあり、深屈腱も見えていてひどい。
しっかり洗浄して、縫合して、裂蹄はワイヤーでとめて、ハーフリムキャストを巻いた。
その1歳馬があっちで寝ていて、こっちで臍が化膿している黒毛和種雄の麻酔開始。
膀胱はもう臍から遠くなっていて、しかし膀胱近くで大きな膿瘍になっていて、大網と癒着していて、
癒着を剥がしていたら膿瘍が破れて、たいへんだった。
夜は静内で講習会。
後肢の跛行。と題してだった。
生産者対象ということだったので、講師の先生もわかりやすく一般的な内容にしてくれたようだ。
獣医師としてはもっと専門的な話も聴きたかった。