中手骨を再骨折し、TPC固定して1ヶ月。
かなり骨癒合が進んだようだ、
いつまでも固定しておくと骨密度がさらに低下する、
TP 骨貫通ピンは周囲が感染しやすい、
対側肢の球節がゆるみ負担がかかっている、
ということで来院してTPCを外すことになった。
状態によっては再度キャスト固定が必要かもしれないが・・・と考えながら。
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歩けてはいる。
対側肢には負担がかかっている。
TPCを外すのはとてもたいへん。
ピンが刺さっているので、単純に2つに割っただけでは外せない。
いくつもに切って、割って、引き剥がすように外すが、強引なことはできない。
中の骨折肢は完全な骨癒合ではない。
経口抗生物質を投与していた効果もあったのだろう。ピン周囲には感染はない。
ピンも、ピンとして使ったscrewもしっかり効いていた。
かなり骨癒合は進んだ。
6.5mm screwはしっかりその役目を果たしてくれたのかもしれない。
骨折部周囲にも骨増勢が進んでいる。
しかし、骨折部より近位と遠位の骨量の差は激しい。
蹄骨はスカスカだし、蹄も大きくなっていない。
もう半年体重がかかっていないからだろう。
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使わないと萎縮し、骨も脱灰する。
このあとどうするか考えたが、フルリムでバンデージを巻いて、その上にハーフリム部にソフトキャストを巻くことにした。
このあとも1頭で管理してもらう。
リハビリがたいせつだ。
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遅れて咲いているシモクレン。
どういうわけか濃い赤でなくピンク。
マグノリアの季節もおわり。