朝、距骨外側滑車が大きく欠けたOCDの関節鏡手術。
関節鏡手術と言えども、骨軟骨片が3cmあったら3cmは切開しないと取り出せない。
初心者の頃は当たり前のことができなかった。
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1歳馬の前肢跛行。
もう半年も続いている。
しかし、放牧は続けている。
全身麻酔で肩関節の良好なX線画像を撮って、病変を把握して、ヒアルロン酸関節注入。
半年前から運動制限していたら、と悔やまれる。
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NMS(新生仔不適応症候群)で長く入院していた15日齢の子馬が、膀胱破裂のようだ、ということで戻って来た。
腹腔穿刺して膀胱破裂をほぼ確定診断するが、腹腔尿は勢いよくは廃液できなかった。
時間が経てば、電解質も乱れ、このもともと弱い未熟仔は参ってしまうだろう。
開腹したら膀胱が臍側から壊死していた。
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この日は、獣医師で検査業務をこなさなければならない。
血液検査91件!
手術室ではさらに急患の分娩翌日の繁殖雌馬の疝痛。
結腸捻転だ。
私は観ている暇もない。
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予定していた浅屈腱炎の競走馬のPRP治療。
それは結腸捻転の手術が終わったらすぐやることにして・・・・・
2日前にやった結腸捻転馬がまた疝痛で戻って来ていた。
胃液逆流があり、盲腸が膨満していて・・・・もう一度開腹しなければならない。
開腹したら、盲腸内容は液状なのだが膨満していた。
colopexyの影響もあり、自分では動けなかったのかもしれない。
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検査が終わって結果をFAXし始めたのは6時をまわっていた。
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冬眠から目覚めたか。
その模様には何の意味がある?
小型、軽量化、AI付き、全天候対応、自己修復能力、飛翔距離、甲殻付き、自己増殖、etc.
最新式ドローンよりよほど高性能にできている。
人智は自然にとうてい及ぶまい。