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Channel: 馬医者残日録
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脛骨近位成長板損傷Salter-Harris2型 LCP抜去とまた1頭・・・

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3月末に脛骨近位成長板損傷をLCP2枚で固定した仔馬はGW中にLCPを抜いた。

内固定前と、

内固定6週間後。

術後10日ほどで術創が開いてしまい、その後感染し、経過は順調とは言えなかった。

異常可動もひどかったのでLCP2枚でしっかり固定したのだが、その分、皮膚の緊張が強くなってしまったことが要因だろう。

関節近くのよく動き、ひっぱられる部分だし、包帯もできない部分なので傷が開かないかはこの部位の骨折治療の課題のひとつだ。

                       -

そして、またあらたに同じタイプの成長板損傷。

今回は、screw&wire で牽引しておいて、6穴ナローLCPで固定した。

このタイプの骨折は、Tプレートで手術していた頃から、ダメになったことはない。

あとは、安心して、併発症なく、経過よく治せるように上達していきたい。

                      ///////////////

雨だね~

 


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