先日は、十勝獣医師会に呼ばれて子牛の骨折内固定実習。
十勝では昨年プレート固定のデモを観ていただいたので、今年は本格的な実習を計画した。
講義はできるだけ短くして、実習に時間を割いた。
プラスチックボーンでラグスクリューの体験。
脛骨骨折の整復と骨鉗子での仮固定。
ラグスクリューでの仮止め。
DCP内固定。
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橈骨横骨折のDCP固定。
上腕骨と大腿骨へのアプローチのデモと体験。
そこらで予定の終了時間。
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DepuySynthes社に協力していただき器材を4セット貸していただいた。
インストラクター付き。
Cannon のDRもデモを兼ねて使わせていただいた。
その場でX線画像が見れるので、実習にはとても良いし、もちろん手術室でも往診先でも役立つ。
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プレート固定をして”術中”x線画像も撮った。
どれも良くできていた。<<たいへんよくできました・花丸>>
「これなら治るよね」という声も聞けた。
あとは機材を準備して、勉強と練習をすれば対応できる。
麻酔が課題か・・・・・それも気管チューブをはじめとした機材や薬剤を準備してやるしかない。
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去年できなかったことを、今年できるようになる、のは楽しいよ。
今まで治せなかった骨折子牛を治せるようになる、のは嬉しいよ。
他の人がやろうともしなかったことを自分ができたら、誇らしいよ。
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これで、あちこち飛び回った今年の子牛プレート固定の講習・実習は終了。
子牛可愛いでしょ。
骨折れてたら治してやりたいと思うでしょ?
という説得が通じることに安心した。