きのうからサマーセール。
セリ期間中は、診療は暇。なはずだったのだが・・・・・
朝、繁殖雌馬の疝痛の依頼。
どうやら予定の関節鏡手術より遅れて来院するようなので、関節鏡手術を先に終わらせることにする。
4歳競走馬の腕節骨折の関節鏡手術は順調に終わった。
その間、疝痛の繁殖雌馬は落ち着いてはいるが、まだ痛みがあるらしい。
右膁部でおかしな超音波像が観えた、とのこと。
関節鏡手術に続いて私が執刀する。
開腹したら・・・・・・右腹壁の血腫だった。
馬は大量出血すると疝痛症状を示すことがある。
腹腔内には出血はない。
腹腔内から触っても、破れている所はなさそうだ。
腸管が入り込んだりもしていない。
その間に、別な繁殖雌馬の疝痛の依頼。
来院したら、落ち着いてはいるものの、まだ痛いらしい。
血液検査でも乳酸値が1.8mmol/lと高い。
昨夕からの疝痛で、今朝は昨夜より痛い。
開腹したら、索状物を小腸の大半がくぐり、特に空腸上位は膨満していた。
腹腔内で索状物をはさみで切ったら絞扼は解消された。
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セリ期間中は診療が暇になるので、実習生の受け入れは控えていたが、
ひとりだけ残っていたM君、大活躍。
いや~君が居てくれて良かったナ。
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午前中から、吸入麻酔をかける手術を3頭続けて疲れた。
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相棒は8/9から左後肢を傷めて元気がない。
数日は着けないほど痛かったのだが、徐々に良くなりつつある。
7歳にしては顔も白くなっていないと思うが・・・・
よく観ると白い毛が口元や、
目元に出てきたようだ。
体の皮下には脂肪腫もできている。
元気で長生きしてくれよ。