朝、虚弱新生子馬が来る、という。
しかし、出生して5時間。
起立に介助が必要で、心雑音があっても”異常”とは言えない。
大事なことは、この時間帯なら初乳を充分に飲ませてやること。
歩行にも介助が必要だったが、帰ってもらう。
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午前中、予定の腕節chip fracture の関節鏡手術。
どうやら、骨折していたのに移籍したらしい。
損傷はけっこうひどかった。
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午後、どさくうぉーたー(ドサンコとクウォーターホースのhalf)の去勢。
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そのあと、15歳繁殖雌馬のGTCT 顆粒膜細胞腫の摘出手術。
私たちは、仰臥位で傍正中斜切開で行っている。
15cmほどかな。
研修のG先生大活躍。
しっかり術野を確保し、卵巣を引っ張り出し、確実に結紮止血できる獣医師が2名でやるのが望ましい。
覚醒起立には以前から使っている吊起帯を使った。
この開腹手術方法だと、術後に後肢を運ぶのが痛くて、覚醒起立状態が悪いことが多い。
前日に去勢で使った吊起帯だと、内股部分がもろに術野に当たるので、この吊起帯の方が良いと判断した。
立ち上がったあと、やはり左後肢を運ぶのが痛くて、歩行に支障があった。
切開時と閉腹前に局所麻酔剤を投与したのだが効果は感じられなかった。
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相棒は29、1日は水下痢。
2、3日と泥状便。
食欲はあるが、元気はチョット落ち気味。飲水や排尿は問題ない。
小動物病院を受診してきた。
下痢止めを処方してもらってきた。
なんかヘンなものを拾い食いしたんじゃないだろうか・・・・・・